喧嘩の

獏羅天

石動 富夫が16代目会長ではあるが16代は会長よりも特別攻撃隊の

TOP3である三鬼龍の鬼のような強さに支えられていた所が大きい。

15代目の樽本 要三の時代には那森 須王がいたりと何かと強者が出入りするチームである。

獏羅天特別攻撃隊 風神・沢渡ヒロシ

獏羅天特別攻撃隊・風神 沢渡ヒロシ (年齢的には高1)

通称「韋駄天ヒロシ」

喧嘩の実力も半端ではないが単車の実力でそう呼ばれている。

時々キヨシから大食いのために「ゾウヤロー」と呼ばれている

ヒロシとキヨシを二人合わせて「地獄の特攻一番機」とも呼ばれる。

拓とは小学校時代からの友達で

拓が元町のゲーセンに無理矢理リョーに連れてこられて

強要された喧嘩を終えたあとムシャクシャしたリョーが暴れた後から

パラディウスというゲームで気を落ち着けようとそのゲーセンに

キヨシと共に入ってきたところを再会した(パラディウスはリョーが壊してた)。

リョーは偶然トイレに入っていてドアからヒロシを見て

即座にトイレの窓から拓を置いて逃げた。

もうすこしで拓ちゃん殺戮ショーになるところだったが

ヒロシが一撃寸前で拓ちゃんを思い出したので無傷ですんだ。

熱の状態でもしばらくは緋咲と対等に戦えた所をみても

彼の実力を否定する者はいないだろう。

夜叉神の本郷支部の連中と昼間から喧嘩して止めに入った

交機と共に暴れまわって叩きのめしてしまった。

この際わざとにキヨシが石動の名前を呼んだために漠羅天を破門されてしまう。

しかしヒロシとキヨシにはそんなことどうでもよかったのだった。

愛車は「紫メタのZ2(ゼッツー)」

いつもキヨシをケツに乗せている。

 

獏羅天特別攻撃隊 雷神・稲楽キヨシ

獏羅天特別攻撃隊・雷神 稲楽キヨシ (年齢的には高1)

通称「鬼のキヨシ」

喧嘩の実力と桁外れの怪力でそう呼ばれている。

時々ヒロシからは怪力のために「クマヤロー」と呼ばれている

軍のジープをひっくり返したり

車の窓ガラスをブチ破り内側から引きちぎるなど怪力を発揮

始めに登場したときはへし曲がった鉄パイプで

NSX(当時800万の高級車)をベコベコにして

走るプレミアムから走る屍に変えてしまうなど

車を破壊するシーンが目立つ。

ゲーセンでヒロシが拓をダチと言ったので

拓のダチになる。

しかし本当に友達と認めたのはZ2が飛び出してきた子供を避けようとして

放り出されたヒロシを拓が命がけで助けたり

怪我をしたヒロシと自分をかばいMP(アメリカの軍警察)に

なりふりかまわず向かっていったその勇気に

拓を親友(マブダチ)として受け入れることができた。

緋咲に拓ちゃんが殺られかけてた時に熱が41.5度あるにもかかわらず

その場にヒロシと共にに駆けつけ

麓沙亜鵺のメンバー5人をたたきのめしたり

グレイゴーストを相手にしている拓のために

入院したヒロシのZ2で駆けつけスリップストリームで

拓のマシンを100馬力上の速度枠に導くなど

(自分は吹き飛ばされてZ2のタンクを守るため腕を下に滑り込ませて負傷)

友情に熱い面も持つ

愛車は「パッソル2(パッツー)」

だがこのマシンは原作には名前しかでてこない・・・

 

獏羅天特別攻撃隊 龍神・天羽時貞

獏羅天特別攻撃隊・龍神 天羽時貞 (年齢的には高1)

通称「獏羅天の切り裂き魔」「アギトの時貞」

ヒロシとキヨシをブロウ(兄弟)と呼び

後に拓のこともブロウと呼ぶようになる。

緋咲とは中坊時代からの親友(ブロウとは呼ばない)。

風神と雷神の途方もなく明るいとんでもないゴツさだけが

天羽に暖かい感情を呼び寄せるのだそうだ。

だが天羽は漠羅天を自らやめてしまった。

理由は簡単で、ただ「飽きた」だけだった。

そうして天羽は音楽の世界に行った

風神と雷神はそれを裏切りに近い形で受け取ってしまっため

再び族の世界で再会したときは少し険悪ムードだった。

音楽の世界で組んだバンド名は「龍神」で

主にデモンズ・バーという横浜で一番有名なバーで

ライヴをしていた(天羽はギター)

ジャンルにとらわれない自由な翼を持ったその

ギターの紡ぎだすトーン(音圧)は

聴いているものに宇宙(そら)さえみせる。

時々客が暴動を起こす寸前にステージ上がったり

調子が悪いとひどい音を出してしまい途中でステージをおりたりしていたらしい。

ジャンルにとらわれたメンバーでは天羽のトーンを

生かせなかったためそのうちに「龍神」は解散した。

メンバーは、もう一度天羽を引き入れようと半ば力ずくで説得に行ったが

全員叩きのめされた、おそらく一瞬で。

鰐淵が主催した「増天寺ライヴ」では

拓のために自分の宝物であり魂の

オールハンドメイドのギター「ルビーヴァーミリオンのサドウスキー」

で空に龍を呼び寄せるほどのトーンを聴かせる

そしてそこに集まっていた 横浜 横須賀 湘南 の全ての族の喧嘩のムードを

音楽一つで黙らせてしまった。

ギタリストとして天羽をライバル視していた

桜宮 郁もテクではタメ線をはっていたらしいが

そのトーンには結局到達できなかった。

「増天寺ライヴ」での最後の曲を終えたと同時に自分の

魂でもある「ルビーヴァーミリオンのサドウスキー」を

拓に渡し増天寺を去る。

生きる意味を見つけ、苦しみから解放された天羽は

高速で走っている時に白い猫を避けようとして転倒。

そのあとオイルでタイヤがスリップしたトラックの事故に巻き込まれて

向こう側に逝ってしまう。

喧嘩の実力は緋咲いわく「タイマンでは誰も勝てねーぐれー」強いらしく

マー坊もちょっと立ち合ったぐらいだが

「オレが今まで喧嘩したヤツのなかで一等かそこらくれー」強いという。

愛車は「SR400カスタム・悪魔の鉄槌(ルシファーズハンマー)」

84、85年にデイトナのツインレースで優勝した

ハーレーディビッドソンの高圧縮(ハイコンプ)ピストン(ルシファーズハンマー)を組んである

そのままではSRのシングルシリンダーには入らないため

天羽家の執事 桧原が加工して組み込んである。